本当に痛かった。ミクは体を仰け反らせ、硬直させる。
「ひっ!」
「あ、血がでたかも。ごめんね」
カイトは眉根を寄せて、吐息のように甘くささやく。
「ごめんねじゃ……ないっ……いたっ……」
「処女とするの久しぶりだなぁ……。新鮮」
ご機嫌で容赦なく腰を振り出すカイトのそれは、ミクにとっては凶器でしかなく。
「いやっ……いっ……やぁぁ……!」
突かれるたびに出血するようで、ミクはますます恐ろしくなった。
でもどうしていいか、わからない。
カイトの背中に爪をたて、時間が過ぎるのを待つしかなかった。
時間がたてば経つほど、カイトが夢中になればなるほど、ミクは痛い思いをした。これは拷問だ。
(しんじゃう……かもっ……)
気が遠くなる。
と思えば、急に動きが止んだ。
荒い息を整えながら、カイトはミクの中から出て行った。
突然開放されて、ミクは戸惑う。
「……死んじゃうかとおもった?」
いたずらっ子のような瞳で、カイトはミクに尋ねる。心を見透かされたようで、ミクはそっぽをむいた。
「泣き顔もすげぇ可愛いな。大丈夫、人は強姦ぐらいで死にはしない」
「……あの……終わったの……?」
だったらどんなにいいだろう。真剣に小首を傾げるミクに、カイトはぷっと吹き出して
「ココがこうなってるときは、男の人はまだ終わりじゃないんだよ、ベイビー」
と、勃起したソレを、長いきれいな指でいやらしくいじって見せた。
ミクの血と体液でぬれたソレは、想像以上に大きくて。
「こんなのが……入ってたの?」
改めて冷や汗が出た。こんな大きくて太いものが入っていたのなら、死にそうに痛くて当然だと思った。
「こんなのって……ひどいな。女の人は喜んで入れさせてくれるのに」
頬に口付けしてくる。
「私は喜んでないよ」
「今はまだ、ね。ミクちゃん」
「まだ……?」
「次はきっと気持ちいいよ。痛いのは最初だけだっていったろ?」
「え……」
微笑んだままのカイトに、再び押し倒された。
体中をそれは丁寧に嘗め回され、飢えた獣のようにカイトはミクをむさぼった。
甘く噛み付いては、いたるところに歯形を残す。
傷つけられたばかりの秘密の場所を舐められると、もう痛いのか気持ちいのかわからなくなって、おしまいにはまた犯されてしまった。
今度は躊躇いなくまだ未熟なミクの中に吐精した。
はじめのときほどは痛くなかったけれど、やはり気持ちいいとはとても思えなかった。
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