焚き火の向こうで男が首をかしげる。
『なんだ?お前、そのロケットは』
首からぶら下げていた小さなロケットは、やめろという前に軽々と取り上げられてしまった。
『開けるな』
『どーせ女の写真でも入れてあるんだろう?どれ、どんな女なのか俺が見てやろう』
制止の声を聞かず、男はロケットを開けた。
『……?』
中に入っていたのは写真ではなく白い粉末。
細かい粒子がロケットを開けた衝撃で舞い散る。
男が大きく息を吸った。
『なんだ?この白い粉は……』
『返せ』
取り戻したときにはすでに遅く、男はゆっくりと倒れこんだ。
『だから開けるなといったんだ』
馬鹿が。
毒づいて、彼はその場から去っていった。
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謎過ぎる。
とりあえず軍隊ぽいイメージ。
兵士の一人に暗殺される王(女王)さまみたいな?
何も続きませんけどね←
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